2019.8.29
今時Glitchノイズを音と合わせて変化させる映像の演出を楽しむことができるファイルになります。 ご利用に当たってMIDIの知識が必須にはなりますが、MIDIの初歩的な知識を使っていますので、これを機に音楽的な知識の向上心へと繋げて行かれたい方にも楽しんでいただけると思います。
応用例
https://www.instagram.com/p/ByNtdrcnD_7/
https://www.instagram.com/p/B1Yq7G8nc78/
が含まれています。
TouchDesignerを起動する前に、予めMIDIアプリを立ち上げ起き、MIDIの出力を*Machine 2 Virtual Outputなど、同じPC内で仮想的にMIDIの信号をやり取りできる様にしてください。 サンプルでは、チャンネルを9にしています。
アプリケーションごとによりますが、
の2ステップでできるかと思います。
TouchDesignerでは、
Dialog -> MIDI Device Mapper -> Create New Mapping で外部MIDIアプリとの接続の設定をすることができます。Mappingを作成後、In Deviceのセレクトから、先ほどMIDIアプリ側で選択していたものと同じモノを選びます。
MIDI機器側で音を発生させると、添付のようにTouchDesigner側のMIDI Console側に出力されれば接続はできています。
CHOP OPからmidi inを選び、配置
のように出力されます。
添付では、ch9n61をバスドラ(キック)、ch9n62をスネアとして、select chopでリネームをしていますが、これは管理上の問題であって、必須ではありません。サンプルではこの後に、envelop CHOP を配置し、キックの瞬間的に変わる数字を、滑らかに変化するように加工し、Glitchの演出を作っているGLSL TOPにパラメーターとして渡しています。
GLSL TOPのVectors1にて、GLSL内部に変数を持ち回せるよう設定しています。 サンプルでは、kick,snareの数字をそれぞれ適当な数字で掛け算し、演出の効果具合を調整しています。
GLSL内部では、16、17行目で変数を受け取っています。ハイハットなど別の音と紐付けしたい方はここをカスタマイズしていただければ可能です。
最後に162行目で各効果と変数を掛け合わせ、音と連動した映像の効果をリアルタイムで変化させる仕組みを実現しています。
GLSLの内部の構成を色々研究いただくことでサンプル以外の演出効果を狙ったバージョンもご自由に作成することができます。
*Maschine 2のファイルに関してはあくまでオマケ的なファイルで、ご利用のMIDI 機器に応じてTouchDesigner側でMIDI信号を受信できる様に設定ください。
*windowsの場合は、loopMIDI Portなど